アトラン(その他表記)Atlan, Jean Michel

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アトラン」の意味・わかりやすい解説

アトラン
Atlan, Jean Michel

[生]1913.1.23. コンスタンティーヌ
[没]1960.2.12. パリ
アルジェリア生れのフランス画家ソルボンヌ大学哲学を学んだのち,1941年から独学油絵を始めた。第2次世界大戦中は対独レジスタンスに加わり,捕えられて収容所に送られた。戦後,サロン・ド・メなどに参加して作品発表,プリミティブな感触の強い半具象絵画特色とした。

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百科事典マイペディア 「アトラン」の意味・わかりやすい解説

アトラン

フランスの画家。アルジェリア生れ。ソルボンヌで哲学を専攻した後,絵画に転じ,熱帯性の幻想的な生物を思わせる独特の形態をもった作品を描いた。カフカの《ある戦い手記》の挿絵石版)もある。

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