インド北部、ウッタル・プラデシュ州南東部の都市。アラーハーバードともいう。人口99万0298、周辺部を含む人口104万9579(2001)。ガンジス川、ジャムナ川の合流点に位置する。麦、米をはじめとする各種の穀類、綿花、サトウキビなどの集散地として発達し、製粉、製糖などの農産物加工業も盛んで、肥料製造などの近代工業もみられる。行政的にも機能が高く、同州の高等裁判所がある。ヒンドゥー教の聖地としてあがめられ、1年ごとにマーハ・メラ、12年ごとにクンブ・メラの大祭が催される。後者には一度に数十万人が集まる。古い遺跡も多く、アショカ王の石柱、アクバルが建てた城、ジャハーンギールの息子クスルーの墓などがある。
[中山晴美]
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...