アルコス(読み)あるこす(英語表記)Reńe Arcos

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アルコス」の意味・わかりやすい解説

アルコス
あるこす
Reńe Arcos
(1881―1959)

フランス詩人。1901年処女詩集『本質的な魂』を発表。1906年デュアメル、ビルドラック、ジュール・ロマンアベイ派を創設し、詩集『他人の血』(1916)などによってヒューマニズムを歌う。1923年ロマン・ロランに協力して『ウーロップ』誌を創刊。詩集のほか小説兵営』(1921)や、評論『ロマン・ロラン』(1950)などの作者として名高い。

[窪田般彌]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルコス」の意味・わかりやすい解説

アルコス
Arcos, René

[生]1881
[没]1959
フランスの詩人,小説家アベイ派の一人。第1次世界大戦後は J.ゲーノらと雑誌『ウーロップ』 Europeを主宰主著,詩集『本質的な魂』L'Âme essentielle (1903) ,『他人の血』 Le Sang des Autres (19) ,小説『兵営』 Caserne (21) ,『泉から』 De Source (48) など。

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