アレバ

デジタル大辞泉 「アレバ」の意味・読み・例文・類語

アレバ(AREVA)

国際的に事業を展開するフランスの原子力産業複合企業政府持株会社として2001年に設立傘下核燃料製造・再処理などを行うアレバNC(旧COGEMA)や、原子炉製造のアレバNPなどを持つ。

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共同通信ニュース用語解説 「アレバ」の解説

アレバ

フランスの大手原子力総合企業。原発プラントの建設や核燃料の再処理、廃炉など幅広い原発関連事業を、全世界で手掛けている。東京電力福島第1原発事故に伴う原発市場の低迷業績が悪化し、巨額の赤字に陥っている。そのため、フランス政府が8割強を出資財政支援するなど主導して経営再建に取り組んでいる。資本増強では、日本や中国などの企業に出資を要請していた。

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精選版 日本国語大辞典 「アレバ」の意味・読み・例文・類語

あれ‐ば

  1. 〘 接続詞 〙 ( 「さあれば」の意 ) そこで。それ故に。
    1. [初出の実例]「迦葉は是れ無我なる故に、少もとり合はず阿難と喚なり。在れば、阿難応する也」(出典:寛永十年刊本無門関鈔(17C前)上)

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百科事典マイペディア 「アレバ」の意味・わかりやすい解説

アレバ

フランスの世界最大の原子力複合企業。設立は2001年。フランス電力公社から原子炉プラントを独占受注してきたフラマトムがドイツのシーメンスの原子力部門を買収,フランス原子力庁傘下のコジュマと共同の持株会社として設立した。原子力発電推進を国策とするフランス政府の強力な支援を受ける。原子力プラント部門から核燃料再処理,原料調達,発電機,送電システムまでを扱う複数の傘下企業を有し,原子力発電にともなうあらゆる需要に対応する。2011年3月の福島第一原発の大事故に際して,社長兼CEOのアンヌ・ロベルジョン(当時)がサルコジ大統領とともに来日,原発事故収束のための技術支援を表明,高濃度汚染水の浄化設備を提供した。日本では三菱重工業と提携関係にある。
→関連項目サルコジ

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