デンマークの小説家、劇作家。ローラン島の富裕な農家に生まれ、母からおとぎ話を聞いて育って、生涯この牧歌的少年時代を懐しんだ。苦闘ののち作家生活に入り、才筆を振るって縦横の活躍をし、デンマーク文壇のアンファン・テリブル(恐るべき子)と目された。一般には明るい機知と、ほろ苦い風刺の軽快な作家とみられたが、傷つきやすい鋭敏な感受性の持ち主で、第一次世界大戦の勃発(ぼっぱつ)後まもなく絶望のうちに自殺した。小説では陰影深い短編集『影絵』(1891)、退廃した貴族社会を描いた『父たちは葡萄(ぶどう)を食う』(1908)など、劇では『貴族・僧侶(そうりょ)・市民・百姓――四つの風刺劇』(1897)、『踊る二十日鼠(はつかねずみ)』(1905)などが有名。森鴎外(おうがい)が早くその短編を訳している。
[山室 静]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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