日本大百科全書(ニッポニカ) 「エピキュリアン」の意味・わかりやすい解説 エピキュリアンえぴきゅりあんepicurean 狭義には、古代ギリシアの哲学者エピクロスの哲学説を信奉、継承する人をいう。すなわち、その原子論的自然観と快楽主義的倫理観を継承する人であり、近代ではガッサンディ、ホッブズ、コンディヤックがその代表者である。広義には、快楽主義、享楽主義的な生き方を信条とする人をいい、粗野な肉体的快を追求する者である場合も、洗練された精神的快を追求する者である場合もある。[加藤信朗][参照項目] | エピクロス学派 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例