おはなはん

デジタル大辞泉プラス 「おはなはん」の解説

おはなはん

①NHKのドラマシリーズ「朝の連続テレビ小説」の作品のひとつ。1966年4月~1967年4月放映。脚本小野田勇。音楽:小川寛興。出演:樫山文枝、高橋幸治ほか。原作は、林謙一「随筆・おはなはん一代記」。愛媛県大洲市、東京都を舞台に、軍人の夫に先立たれたヒロイン・はなが女手一つで息子を育て上げる姿を明治・大正・昭和の時代背景とともに描く。主人公は原作者の林謙一の母がモデル。平均視聴率は45.8%。
②1966年公開の日本映画。監督:野村芳太郎、原作:小野田勇、林謙一、脚色山田洋次、撮影:川又昂。出演:岩下志麻、栗塚旭、加藤嘉水戸光子、小林幸雄、左卜全、高橋とよほか。①を映画化したもの。同年に続編が公開された。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「おはなはん」の解説

おはなはん

小野田勇脚本の連続テレビ小説「おはなはん」の主人公。
親がきめた縁談に反発して軍人と結婚。夫の死,女子医学校への進学,長男の大けがなどさまざまな苦難を,生来の勝ち気と明るさで乗り越え,明治・大正・昭和を助産婦として生き抜く。樫山文枝主演で昭和41年NHKで放映され,最高60パーセントをこす視聴率を記録。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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