うろうろ(読み)ウロウロ

デジタル大辞泉 「うろうろ」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「うろうろ」の意味・読み・例文・類語

うろ‐うろ

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴う場合もある )
  2. どうしたらよいかわからないまま、あたりを動き回るさま。また、態度がそわそわと落ち着かないさま。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「きりきり渡しやとせり立られ〈略〉うろうろしても金はなし」(出典:浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)上)
  3. あてもなくさまようさま。また、同じ所を行ったり来たりするさま。
    1. [初出の実例]「人のうしろへ何者やら来て、此太刀に目を懸けてうろうろするが」(出典:狂言記・長光(1660))
  4. 外に表われる様子が頼りないさま。よろけたり、声がつまったり、涙ぐんだりするさまにいう。
    1. [初出の実例]「泣きやるなと、よそに言ふさへ包みかね、目はうろうろと成にけり」(出典:浄瑠璃・傾城反魂香(1708頃)中)
  5. 落ち着きなくあたりを見まわすさま。きょろきょろ
    1. [初出の実例]「其眼なんども暸々然として、正色ありて、さだまりて有り、うろうろとないぞ」(出典:四河入海(17C前)一六)

うろ‐うろ

  1. 〘 名詞 〙 土木を請け負う親方などが人員を揃えるために、実際使用していない人夫を名義上雇うこと。ゆうれい。〔百科社会語辞典(1932)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む