炭酸カリウムK2CO3をガラスの原料として加えたガラス一般をさす.ガラス中では酸化カリウムとして存在する.炭酸カリウムのようなアルカリ成分は,ガラスの溶融を促す.ガラス中の酸化カリウムは,ソーダガラスで使われる酸化ナトリウムよりも発色が良好となり,また不純物の鉄の発色を押さえるなどの特徴を有する.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...