がめつい(読み)ガメツイ

デジタル大辞泉 「がめつい」の意味・読み・例文・類語

がめつ・い

[形]けちでがっちりしている。利益を得ることに積極的で抜け目がない。「―・く金をためる」
[補説]関西方言をもとにした造語か。昭和34年(1959)初演菊田一夫戯曲「がめついやつ」から流行語として広まった。
[派生]がめつさ[名]
[類語]欲張るむさぼるがっつくむさぼり食う欲しがる欲の皮が張る欲深い欲張り欲深貪欲強欲胴欲慳貪あこぎ多欲貪婪業突く張り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 派生語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「がめつい」の意味・読み・例文・類語

がめつ・い

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 利益に対してぬけめがない、欲が深い、けちでそつなくかせぐ、がっちりしている、などの意。

がめついの語誌

昭和三四年から三五年にかけて公演された菊田一夫作の戯曲「がめつい奴」以来、流行語として広まった。

がめついの派生語

がめつ‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む