がっつく(読み)ガッツク

デジタル大辞泉 「がっつく」の意味・読み・例文・類語

がっ‐つ・く

[動カ五(四)]むさぼるように食う。また、程度を超えて物を欲しがる。がつがつする。「たくさんあるからそんなに―・くなよ」
[類語]むさぼる欲張るむさぼり食う欲しがる欲の皮が張る欲深い欲張り欲深強欲貪欲がめつい胴欲慳貪あこぎ多欲貪婪業突く張りもりもり食欲がぶっとがぶりぱくっとぱくりもぐもぐもごもごがつがつぱくぱくばくばくむしゃむしゃ詰め込む大食い食い道楽ぺろっとぱくつくかき込む平らげる食い気食い意地舌なめずりのどが鳴る空腹ぺこぺこ腹ぺこ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 芸人 出典

精選版 日本国語大辞典 「がっつく」の意味・読み・例文・類語

がっ‐つ・く

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 ( 「つく」は接尾語 ) むさぼるように飲食仕事勉強などをする。他人動作について、からかい、軽蔑気持をこめていう。がつがつする。
    1. [初出の実例]「芸人と云ふ者は下等な者である。宅に居って旨い物を食べんから、がっついて食べる」(出典:落語・手飼の犬(1898)〈四代目柳亭左楽〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android