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くも膜(蜘蛛膜) くもまく arachnoid

翻訳|arachnoid

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世界大百科事典 第2版の解説

くもまく【くも膜(蜘蛛膜) arachnoid】

脳と脊髄をおおう髄膜の一つ。3枚ある髄膜のうち,外層の硬膜と内層の軟膜の中間にあるのが〈くも膜〉である。くも膜は血管を伴わない薄い膜であるが,軟膜はくも膜柱という細い繊維状の梁柱で接していて,それがクモの糸状に見えるので,このような名称で呼ばれるようになった。軟膜との間の腔所をくも膜下腔subarachnoid spaceといい,そこは髄液(脳脊髄液)で満たされている。したがって,くも膜下腔は脳室と連続している。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のくも膜(蜘蛛膜)の言及

【髄膜】より

…脳ではこの2枚が大部分の場所で融合しているが,わずかのところで内外の2枚に分かれてその間に静脈洞があったり,神経の幹が含まれたりする。第2の膜をくも膜arachnoideaといい,第3すなわち最も内側の膜を柔膜pia materという。この二つはいずれも薄い膜で,両者は多数の結合組織束によって相連なっており,合わせて軟膜leptomeninxと呼ばれる。…

【髄膜炎】より

…いわゆる脳膜炎のことで,脳脊髄膜炎ともいう。髄膜の炎症は硬膜を侵す硬膜炎pachymeningitisとくも膜,軟膜を侵す軟膜炎leptomeningitisに大別されるが,後者が髄膜の炎症の大部分を占め,通常単に髄膜炎と呼ばれる。病因としては細菌,真菌,ウイルスなど多数の起炎菌が知られている。…

※「くも膜(蜘蛛膜)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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