グリシニン(その他表記)glycinin

デジタル大辞泉 「グリシニン」の意味・読み・例文・類語

グリシニン(glycinin)

ダイズの主要たんぱく質で、グロブリン一種分子構造および遺伝子構造が解明されている。→グロブリン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 分子構造

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「グリシニン」の解説

グリシニン【glycinin】

大豆たんぱく質の約半分を占める成分。良質のたんぱく質を豊富に含み、穀類では不足しがちな必須アミノ酸うちリシントリプトファンなども多く存在する。コレステロール中性脂肪血中濃度を下げる作用があり、血圧正常化、肥満予防高血圧動脈硬化の予防などの作用がある。

出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報

栄養・生化学辞典 「グリシニン」の解説

グリシニン

 ダイズタンパク質の約80%を占めるグロブリンの一種.単一タンパク質ではなく,遠心分離沈降定数により,2S,7S,11S,15Sの4画分に分けられる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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