ケンドール(その他表記)Kendall, Henry Way

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケンドール」の意味・わかりやすい解説

ケンドール
Kendall, Henry Way

[生]1926.12.9. マサチューセッツボストン
[没]1999.2.15. フロリダ
アメリカ合衆国の原子核物理学者。1950年アマースト大学を卒業,1955年マサチューセッツ工科大学 MITで博士号を取得。1956~61年のスタンフォード大学での研究などを経て,1961年 MITに移り,1967年同大学教授。スタンフォード大学の大学院生時代に出会ったジェローム・アイザック・フリードマン,リチャード・E.テーラーとともにスタンフォード線形加速器研究所(→SLAC国立加速器研究所)で電子原子核による散乱実験に取り組んだ。1975年に陽子中性子の内部には硬い点状の芯があることを観察,これが,1964年にカリフォルニア工科大学のマレー・ゲル=マンとジョージ・ツワイクが提唱した基本粒子クォークであるとの結論に達した。1990年フリードマン,テーラーとノーベル物理学賞を共同受賞。憂慮する科学者同盟 Union of Concerned Scientistsの創設者であり,議長を務め,アメリカの戦略防衛構想 SDIには批判を表明した。1999年フロリダ州のワクラ・スプリングズ州立公園でスキューバダイビング中に死亡

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百科事典マイペディア 「ケンドール」の意味・わかりやすい解説

ケンドール

米国の物理学者。1955年マサチューセッツ工科大学で博士号取得,1967年同大学教授。素粒子のクォークモデルの発展につながる先駆的実験により,1990年J.L.フリードマン,R.E.テーラーとともにノーベル物理学賞。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ケンドール」の意味・わかりやすい解説

ケンドール(アメリカの生化学者)
けんどーる

ケンドル


ケンドール(アメリカの実験物理学者)
けんどーる

ケンドル

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