ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コ・ウン」の意味・わかりやすい解説
コ・ウン(高銀)
コ・ウン
Ko Un
韓国の詩人。本名,ウンテ (銀泰) 。 1958年,『現代文学』誌で登壇。当初は仏教的美学を根底において人生の虚無をえぐりだす詩風をみせた。多くの随筆や小説も手がけ,社会や政治に対する積極的な発言と行動,民族主義,反権力の姿勢での創作を展開。詩集に『彼岸感性』 (1960) ,『海辺の韻文集』 (62) などがある。
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