コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

こより(紙縒∥紙撚) こより

世界大百科事典 第2版の解説

こより【こより(紙縒∥紙撚)】

和紙を細長く切ってよりをかけたもの。これをさらに2本,3本とより合わせて強度をましたものもある。〈かみひねり〉〈かみより〉または〈観世(かんぜ)より〉ともいう。よりつなぐことによって短い紙片から長い紙紐を作りだすことができる。上代には髪を結ぶのに麻糸を用いたが,7世紀に和紙が日本で作られるようになってから,こよりを用いたようである。これが後世の元結(もとゆい)の起源である。《万葉集》や《古今和歌集》にもすでに元結という言葉があらわれている。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のこより(紙縒∥紙撚)の言及

【ひも(紐)】より

…つる,樹皮,皮革,毛,布,糸,紙などを材料としてつくり,製作方法の相違によって組紐,織紐,編紐,裁(たち)紐,絎(くけ)紐,束(たば)ね紐などに分けられる。このほかにこよりも広義の紐の中に含められる。これらは縒(よ)る,組む,織る,編むという基本的な技法のいずれかでつくられる。…

※「こより(紙縒∥紙撚)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android