コンピュータリゼーション(その他表記)computerization

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

コンピュータリゼーション
computerization

個人の生活,あるいは社会のさまざまな場面でコンピュータ情報処理道具として使われ,社会活動や生活に必須になっていく状態。もともと高速計算をするための機械として誕生したコンピュータは,その性能が向上するにつれ,文字や画像など一般的なデータ処理装置として使われるようになり,さらに,ネットワーク化されて電子メールワールド・ワイド・ウェブ WWWなどの重要なコミュニケーションツールともなった。たとえば,銀行の現金自動預入支払機 ATMなどの事務作業,工場での生産管理などの産業応用から始まったコンピュータ使用は,コンピュータの小型化・廉価化を経て,個人や組織レベルのコミュニケーションから思考支援まで幅広く使われるようになった。さらに,行政システムのコンピュータ化,ネットワーク化も進み,住民登録や税の申告など市民生活にも必須となった。このようなコンピュータの普及は個人や社会に利便性を与えるとともに,コンピュータを使える人と使えない人の差が実生活で無視できなくなるデジタル・デバイドなどの問題を生んでいる。コンピュータが扱う「情報」に視点をおいた情報社会についての議論も多くなされている。

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