サボンソウ(読み)さぼんそう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サボンソウ」の意味・わかりやすい解説

サボンソウ
Saponaria officinalis; soap wort

ナデシコ科の多年草。ヨーロッパ原産。地下に白く太い根茎が横たわる。茎は高さ 50~90cm,幅の広い葉を対生する。花は大型で淡紅色,5枚の花弁が平開する。日本で明治初期から栽培されたが近頃はあまり見かけない。全草にサポニンが含まれ,ヨーロッパでは昔洗濯に用いられた。根を乾燥したものが生薬サポナリア根去痰薬などに用いた。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「サボンソウ」の意味・わかりやすい解説

サボンソウ
さぼんそう

サポナリア

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