サール(英語表記)Searle, Ronald (William Fordham)

デジタル大辞泉 「サール」の意味・読み・例文・類語

サール(Sarh)

チャド南部都市シャリ川に面する河港をもつ。同国を代表する綿花栽培中心地繊維工業も盛ん。19世紀末、フランスの支配拠点として建設。旧称フォールアルシャンボー。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サール」の意味・わかりやすい解説

サール
Searle, Ronald (William Fordham)

[生]1920.3.3. ケンブリッジ
イギリスの漫画家。ケンブリッジ美術学校で学び,1930年代末に最初のユーモア画集を刊行。第2次世界大戦に従軍し,日本軍の捕虜となり,その体験を 1946年に作品として発表。さらに漫画『聖三角女学院の反乱』 (1954) での辛辣な描写により有名となる。 1949年以来,雑誌パンチ』のほかアメリカの『ニューヨーカー』にも作品を発表し,『ロナルド・サールのねこたち』 (1967) ほか多数の単行本がある。

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百科事典マイペディア 「サール」の意味・わかりやすい解説

サール

英国の漫画家。ケンブリッジに生まれ,同地の美術学校に学ぶ。1949年から漫画雑誌《パンチ》に投稿,1956年にその編集に参画。1957年米国に渡って製作した実験的アニメーションが,ベネチア,サンフランシスコなどの映画祭で受賞した。また,商業デザインの分野でも活躍。

サール

チャドの南部の町。シャリ川の河岸に位置する。かつてはフォール・アルシャンボーと呼ばれていた。チャドの主要輸出品である綿花の栽培の中心で,綿糸,綿織物などの工業も行なわれている。首都のンジャメナと隣国中央アフリカ共和国の首都のバンギを結ぶ主要道路が通り,またンジャメナまでシャリ川はほとんど1年中航行が可能で,交通の要地にもなっている。人口9万7224人(2009)。

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