ベルリンにある宮殿。1695年にブランデンブルク選帝侯フリードリヒ(のちに初代プロイセン王)が、妃シャルロットのために建てた離宮が起源である。その後フリードリヒ大王などが増改築をし、今日のように長さ約500メートルに及ぶ長大な宮殿になった。どっしりした樫(かし)材を使った内装や、多数の陶磁器を壁にはめ込んだ部屋などが興味深い。この宮殿を含む、ポツダムとベルリンの宮殿と公園は世界遺産の文化遺産として登録されている(世界文化遺産)。宮殿の西翼に先史博物館、東翼に工芸博物館、道を隔てた別館に古代博物館と、ネフェルティティの胸像で名高いエジプト博物館がある。
[紅山雪夫]
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...