出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…17世紀後半にはファルツ継承戦争のなかでフランス軍に蹂躙されたが,1816年バイエルンに帰属,1945年までラインラント・ファルツ地区政府の所在地となった。 聖母マリアと聖シュテファンにささげられたロマネスクの大聖堂(シュパイヤー大聖堂Speyerer Dom)は,ライン河畔における皇帝の三大聖堂の一つとして有名。1030年神聖ローマ皇帝コンラート2世のときに建築開始,61年献堂,82年ハインリヒ4世が増改築を再開して1106年に完成した。…
…フィールングの上に塔を立て,その両脇にも小塔を配した二極構成は,中期ロマネスクのマリア・ラーハ修道院教会(1156)やマインツ,ウォルムス,シュパイヤーの諸大聖堂へ受け継がれて,ドイツ帝権の象徴ともいうべき壮大な雄姿を創造するにいたる。これに加えて,なかでもシュパイヤー大聖堂が建築史上にはじめて交差ボールトをもって身廊を完成した(1082‐1112)ことは特筆すべきことであった。しかしその一方に,平天井を好んだ〈ヒルザウ派〉の建築のあったことも無視できない。…
※「シュパイヤー大聖堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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