ランバレネ(読み)らんばれね(英語表記)Lambaréné

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ランバレネ」の意味・わかりやすい解説

ランバレネ
らんばれね
Lambaréné

アフリカ中西部、ガボン西部にある町。人口1万9400(2002推計)。リーブルビルの南東150キロメートル、オゴウエ川沿岸に位置する。ドイツ医師思想家のA・シュワイツァーが1913年から死去(1965)するまで、伝道と医療活動を行った地として知られる。同博士の墓やシュワイツァー平和記念病院があるほか郵便局銀行など各種施設も整っている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ランバレネ」の意味・わかりやすい解説

ランバレネ
Lambaréné

ガボン西部の都市。モアイヤンオゴウェ州の州都。リーブルビル南東約 150km,オゴウェ川の中州に位置。河川運輸の河港木材集散地として発展。大規模なパーム油工場もあり,周辺ではゴム石油を産する。フランスの A.シュバイツァーが医療活動を行い,没した地として有名。人口約2万 6000。

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