ジェシュフ(英語表記)Rzeszów

デジタル大辞泉 「ジェシュフ」の意味・読み・例文・類語

ジェシュフ(Rzeszów)

ポーランド南東部の都市クラクフの東約150キロメートル、カルパチア山脈北麓に位置する。クラクフとウクライナリビウを結ぶ鉄道要地。第二次大戦後石油天然ガスを産し、工業都市として発展した。航空機自動車などの産業発達

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改訂新版 世界大百科事典 「ジェシュフ」の意味・わかりやすい解説

ジェシュフ
Rzeszów

ポーランド南東部,同名県の県都人口15万8987(2004)。クラクフの東150kmにある工業都市。前カルパチ山麓にあり,14世紀中葉以来の古い都市である。ジェシュフ県はポーランドの経済的最後進地域の一つであったが,第2次大戦後は石油や天然ガスを産出し,またウクライナ地方と上シロンスク工業地帯を結ぶ産業上の動脈に位置し,工業化が著しい。電動機・鉄道車両・航空機エンジン・繊維家具工業が立地する。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジェシュフ」の意味・わかりやすい解説

ジェシュフ
Rzeszów

ポーランド南東部,ポトカルパツキェ県の県都。北にサンドミェシ盆地,南にカルパート山脈を控える高原に位置する。クラクフとウクライナのリボフを結ぶ鉄道の要地。 14世紀以来の町で 1772年から 1918年までオーストリアに占領された。第2次世界大戦後,工業が急速に発達。ポーランド最大の機械組み立て工場があるほか,鉄道車両,化学食品,繊維などの工業が盛ん。人口 16万 376 (2002) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジェシュフ」の意味・わかりやすい解説

ジェシュフ
じぇしゅふ
Rzeszów

ポーランド南東部、ポドカルパティ県の県都、工業都市。人口16万2200(2001)。クラクフの東150キロメートル、前カルパティア山脈の山麓(さんろく)にあり、14世紀中葉以来の古い歴史をもつ。経済的には後進地域に属するが、第二次世界大戦後に石油と天然ガスが産出し、またウクライナ南部と上シロンスクシュレージエン)工業地帯とを結ぶ産業動脈上に位置するため、工業化が著しい。鉄道車両、電動機、航空機エンジン、繊維、セメント、家具を生産する。

[山本 茂]

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