ジャベス(その他表記)Jabès,Edmond

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジャベス」の意味・わかりやすい解説

ジャベス
Jabès,Edmond

[生]1912. カイロ
[没]1991.1. パリ
エジプト出身のユダヤ系フランス詩人。 M.ジャコブの影響で 1930年代から詩作を開始。『私は住まいを建てる』 Je bâtis ma demeure (1959) の諸詩篇を書いたあと,ナセル政権下の故国を追われてパリに移住砂漠の記憶,痕跡としての言語,亡命とユダヤ性などの主題を重ね合わせながら,詩・物語・批評のいずれにも分類しがたい7部作『問いの書』 Le Livre des questions (1963~73) を発表する。3部作『相似の書』 Le Livre des ressemblances (1976~80) ,『対話の書』 Le Livre du dialogue (1984) でも,言語自体による言語の探究,「書物」の探究を続けた。

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百科事典マイペディア 「ジャベス」の意味・わかりやすい解説

ジャベス

フランスの詩人。カイロ生れで,はじめはエジプトで詩作していたが,1957年にユダヤ系という理由でエジプトから追放され,パリに移住,フランス国籍を取得した。作品の中で彼は,書くこととユダヤ文化の,相互的な関係を追究し続けている。作品は,自身によって3つの作品群にまとめられている。《問いの書》(1963年―1973年)《類似の書》(1976年―1980年)《限界の書》(1982年―1987年)。

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