ゾンネンフェルス(その他表記)Josef von Sonnenfels

改訂新版 世界大百科事典 「ゾンネンフェルス」の意味・わかりやすい解説

ゾンネンフェルス
Josef von Sonnenfels
生没年:1733か32-1817

オーストリアの啓蒙主義者。チェコスロバキアのミクロフに生まれ,1763年からウィーン大学の官房学の教授。アカデミー会長。ヨーゼフ2世の改革の理論家として重商主義国家経済論を国家学に発展させ,啓蒙絶対主義のもとで警察によって秩序づけられた福祉国家を説く。失業対策や警察における拷問の廃止などを進め,穏健な立場から自由擁護の論陣を張り,文化活動にも貢献した。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゾンネンフェルス」の意味・わかりやすい解説

ゾンネンフェルス
Sonnenfels, Joseph

[生]1732
[没]1817.4.25.
オーストリアのカメラリスムスを代表する学者。ウィーン大学教授,のち総長。またマリア・テレジア,ヨーゼフ2世,レオポルト2世の顧問を歴任。主著『行政,商業および財政学の原理』 Grundsätze der Polizei,Handlungs-und Finanzwissenschaft (2巻,1765~67) 。

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世界大百科事典(旧版)内のゾンネンフェルスの言及

【官房学】より

…前期官房学者にはゼッケンドルフV.L.von Seckendorff,ベッヒャーJ.J.Becher,ヘールニクP.W.von Hörnigk,シュレーダーW.F.von Schröderなどがおり,領邦君主に対して個別具体的で実践的な献策をするための著作が多かった。これに対して,後期官房学者にはユスティJ.H.G.von Justi,J.vonゾンネンフェルス,ベルクG.H.von Bergなどがおり,彼らの著作には官僚養成講座用の教科書が多く,その内容も総合的体系的で理論的であった。また後期官房学には自然法哲学の影響があらわれ,君主をも拘束する法の観念が徐々に形成されていった。…

※「ゾンネンフェルス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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