ちびる(読み)チビル

デジタル大辞泉 「ちびる」の意味・読み・例文・類語

ちび・る

[動ラ五(四)]
小便をちょっと漏らす。「怖くて―・りそうになった」
出し惜しみする。けちけちする。「予算を―・る」「小遣いを―・る」
[類語](1小用こよう小用しょうよう排泄排尿放尿遺尿利尿頻尿用便手水ちょうず尿意用足し寝小便立ち小便連れ小便おねしょ失禁用を足す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ちびる」の意味・読み・例文・類語

ちび・る

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 少しずつ出す。また、出し惜しむ。けちけちする。
  3. 大小便を少しもらす。
    1. [初出の実例]「野屎好きの大名・御狩の猪にちびらしゃる」(出典:雑俳・伊勢冠付(1772‐1817))
  4. 飲物などを少しずつ飲む。ちびりちびりとやる。
    1. [初出の実例]「十二時近くまでちびるから一升余も入(い)る」(出典:二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉中)

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