デジタル大辞泉 「遺尿」の意味・読み・例文・類語 い‐にょう〔ヰネウ〕【遺尿】 睡眠中や何かに夢中のときなどに、無意識に小便を漏らすこと。「遺尿症」[類語]粗相・失禁・おもらし・垂れ流し・寝小便・おねしょ・小用こよう・小用しょうよう・排泄・排尿・放尿・利尿・頻尿・用便・手水ちょうず・尿意・用足し・立ち小便・連れ小便・ちびる・用を足す 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「遺尿」の意味・読み・例文・類語 い‐にょうヰネウ【遺尿】 〘 名詞 〙 眠っている間に、また、他のことに夢中になって、無意識に小便をもらすこと。寝小便をすること。いびたれ。よつばり。〔日葡辞書(1603‐04)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「遺尿」の意味・わかりやすい解説 遺尿 (いにょう)enuresis 不随意に尿を排出する状態をいう。昼間尿をもらす昼間遺尿症,夜間睡眠中にもらす夜間遺尿症(夜尿症ともいう),および両者の混合型がある。幼少時は,排尿のコントロールが十分にできないため,遺尿は生理的であるが,5歳を過ぎてからの遺尿は臨床的に問題がある。その大部分は心身症で,器質的・機能的異常を認めることができないものが多い。→夜尿症執筆者:小磯 謙吉 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の遺尿の言及 【夜尿症】より …俗に〈寝小便〉ともいわれる。不随意に尿をもらすことを遺尿といい,排尿コントロールは3歳以下では完全にはできないとされることから,4歳以上の遺尿が病的とされる。しばしば遺尿を起こす状態を遺尿症enuresisという。… ※「遺尿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by