用を足す(読み)ヨウヲタス

精選版 日本国語大辞典 「用を足す」の意味・読み・例文・類語

よう【用】 を 足(た)

  1. 用事をすませる。用を弁ずる。用を達する。
    1. [初出の実例]「孔方(おあし)さへ出せば一切用(ヨウ)を足(タ)す所ゆゑ」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)四)
  2. 大便小便をする。大便・小便をすませる。
    1. [初出の実例]「御取こし用達して来て草鞋とく」(出典:雑俳・太箸集(1835‐39)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む