共同通信ニュース用語解説 「チリ地震津波」の解説
チリ地震津波
1960年5月23日未明(日本時間)、南米チリ沖でマグニチュード(M)9・5の巨大地震が発生。丸1日近くたった24日未明に日本の太平洋沿岸に最大で高さ6メートルの津波が押し寄せた。北海道や東北を中心に甚大な被害を出し、死者・行方不明者は142人、重傷者は872人、全壊家屋は約1500戸に上った。気象庁は当時、遠方の地震で発生した「遠地津波」を予測する態勢がなく、警報が出たのは津波到達後だった。
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