ティント

デジタル大辞泉 「ティント」の意味・読み・例文・類語

ティント(tint)

淡い色調。薄い色。「ティントホワイト」
染めて色をつける化粧品。毛髪用染料など。「ヘアティント」「リップティント

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ティント」の意味・読み・例文・類語

ティント

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] tint )
  2. 銅版画木版画における濃淡表現技法の一つ。多数平行線によって明暗のぼかしを表現する方法。また、そのぼかし。
  3. 染料を無彩色顔料粒子に付着させ、有色顔料に近い色相に調整した絵の具。バーミリオン‐ティントなど。
  4. 明度の高い色。明色
    1. [初出の実例]「又同じ赤なれば赤でも、〈略〉黒い布の上にのせて見るとその色はますます明るく、こうした色を明色(チント)と云ひます」(出典刺繍(1932)〈小檜山英〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ティント」の意味・わかりやすい解説

ティント
tint

絵画用語。色調,色合いの意。少量の他の色が加えられることによって変化した色彩。また印刷版画などで,点や線などの同一の形を繰返すことによって得られる柔らかな感じ陰影,ぼかしをいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android