トピーカ(その他表記)Topeka

翻訳|Topeka

デジタル大辞泉 「トピーカ」の意味・読み・例文・類語

トピーカ(Topeka)

米国カンザス州北東部の都市。同州の州都カンザス川沿いに位置する。豊かな農業地帯にあり、鉄道が通じて農産物集散地として発展公立学校における人種隔離撤廃を求めた裁判で知られ、舞台となった小学校は国立史跡に指定され、公民権運動についての博物館として残っている。トピカ。

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改訂新版 世界大百科事典 「トピーカ」の意味・わかりやすい解説

トピーカ
Topeka

アメリカ合衆国カンザス州東部にある同州の州都。人口12万1946(2005)。1854年,サンタ・フェ街道に沿った鉄道の建設を目的として,カンザス川に臨んで町が創設された。アチソン-トピーカ-サンタ・フェ鉄道本拠地で,人口は1860年からの20年間に20倍の増加をみた。農牧業地帯に位置する商工業都市で,精神病治療の中心地としても知られる。市名はインディアンの言葉で〈煙る丘〉,または〈芋の産地〉を意味するという。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「トピーカ」の意味・わかりやすい解説

トピーカ
とぴーか
Topeka

アメリカ合衆国、カンザス州北東部、カンザス川に臨む都市で、同州の州都。人口12万2377(2000)。豊かな農業地帯の中心にあり、各種農産物の集散地、市場、加工地として重要である。市域内には製粉場やタイヤなどゴム製品、薬品皮革製品食肉加工品などの製造工場が多く、大規模な鉄道修理工場が目だつ。1854年にニューイングランドの奴隷制反対主義者の手で設立された。現在では緑の多い整然とした町並みの美しさを誇る。また、優れた精神病治療・研究でも広く知られる。

[作野和世]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トピーカ」の意味・わかりやすい解説

トピーカ
Topeka

アメリカ合衆国,カンザス州の州都。カンザスシティーの西約 100kmに位置する。カンザスが准州時代の首都で,1861年州に昇格すると同時に州都となる。農業,工業,および州政府関係業務が主要産業。保険会社の本社,支社が多い。精神医学の訓練センターとして重要なメニング財団病院があり,全米の精神科医療の中心をなす。ウォッシュボン大学 (1865創立) がある。人口 12万7473(2010)。

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