ナコーンサワン(読み)ナコンサワン(英語表記)Nakhon Sawan

デジタル大辞泉 「ナコーンサワン」の意味・読み・例文・類語

ナコン‐サワン(Nakhon Sawan)

タイ中部都市。ナコンサワン県の県都。中部と北部を結ぶ交通要地であり、かつて米やチーク材の集散地として栄えた。チャオプラヤー川支流ピン川ナーン川合流点および同国最大の沼地ボラポット湖に近く、漁業が盛ん。ナコーンサワン。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「ナコーンサワン」の意味・わかりやすい解説

ナコーンサワン
Nakhon Sawan

タイ中部にある同名県の県都。都市域人口23万6163(2002)。メナム(チャオプラヤー)川の支流であるピン川とナン川の合流点に位置し,空路道路,鉄道の便がよく,商業中心地である。周辺の扇状地には古くから水田が開けているが,1950年代末以来,丘陵地トウモロコシなどの畑作が急速に広がった。東方には巨大な遊水池ボラペット湖があり,稚魚養殖が盛んで,鳥類の保護区でもある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android