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には ニハ

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デジタル大辞泉の解説

に‐は

[連語]
《格助詞「に」+係助詞「は」》
「に」の付いた部分を強める意を表す。「僕にはわかっている」「ここにはない」「わざわざ出向くには当たらない」
「水の底―大綱あるらん」〈平家・九〉
敬意の対象を表す。…におかれましては。「皆様にはますます御活躍のことと存じ上げます」
(多く「…には…が」の形で、動詞や形容詞を繰り返して)一応その動作や状態は認めるが、それに関連して起こる動作や状態については関知したり容認したりしない意を表す。「推薦状は、書くには書くが、あまり期待しないでくれ」「涼しいには涼しいが、ちょっと冷えすぎる」
《断定の助動詞「なり」の連用形+係助詞「は」》…では。
「誠に、ただ人―あらざりけるとぞ」〈徒然・一八四〉

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
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大辞林 第三版の解説

には

( 連語 )
〔断定の助動詞「なり」の連用形「に」に係助詞「は」の付いたもの〕
(「にはあらず」「にはあれど」などの形で用いられて)「では(ない)」「では(あるが)」などの意を表す。多く否定または逆接の表現と呼応する。 「大君の命みことかしこみ大殯おおあらきの時-あらねど雲がくります/万葉集 441」 「うたがはしき御心ばへ-あらず/源氏 澪標

には

( 連語 )
〔格助詞「に」に係助詞「は」の付いたもの〕
時・場所・対象、比較の基準など、格助詞「に」で示されるものに、特にとりたてる気持ちを表す係助詞「は」の意味が加えられる。 「九時-行きます」 「空-たくさんの星が輝いている」 「今度の旅行-行きません」 「君-とてもかなわないよ」
尊敬の対象となる人物を主語として表すことを避け、間接的に尊敬の意を表す。 「先生-お変わりもなくお過ごしのこととお喜び申しあげます」
(「…には…が」の形で、動詞・形容詞などを重ねて)その動詞・形容詞などの意を強めて言い表す。 「行く-行くが、何の自信もない」 「ほしい-ほしいが、いっこうくれそうにもない」
「…する時には」「…の場合には」「…したら」などの意の、軽い仮定条件を表す。古語では、「むには」の形で推量の助動詞「む」を受けることが多い。 「始発に乗る-四時に起きなくてはならない」 「かぐや姫すゑむ-、れいのやうには見にくしとのたまひて/竹取」
「…にとっては」の意を表す。 「ぼく-、ぼくの考えがある」 「まめやかの心の友-、はるかにへだたる所のありぬべきぞわびしきや/徒然 12

出典|三省堂
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