ニペソツ山(読み)ニペソツヤマ

デジタル大辞泉 「ニペソツ山」の意味・読み・例文・類語

ニペソツ‐やま【ニペソツ山】

北海道中央部、石狩山地にある山。東大雪山系の最高峰で、標高2013メートル。音更おとふけ水源大雪山国立公園に属する。

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日本歴史地名大系 「ニペソツ山」の解説

ニペソツ山
にぺそつやま

新得町と河東かとう上士幌かみしほろ町の境界にある標高二〇一二・七メートルの山。大雪山系南東部に位置し、北に天狗てんぐ岳、石狩岳(一九六七メートル)、南にまる(一六九一・九メートル)ウペペサンケ山(一八四八メートル)などが稜線上に連なる。山頂東壁は鋭く切落されたように急峻で、男性的威容をもつ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ニペソツ山」の意味・わかりやすい解説

ニペソツ山
にぺそつやま

北海道のほぼ中央にある山。標高2013メートル。大雪山(たいせつざん)国立公園の南東部、石狩(いしかり)岳の南方尾根続きにある裏大雪山系を代表する火山で、山頂は鋭角的に開析され、基底は第三紀層の凝灰岩で覆われている。近くには天狗(てんぐ)岳(1886メートル)、硫気を噴き出す丸山(1691メートル)がある。登山は十勝三股(とかちみつまた)や幌加(ほろか)温泉を基点とする。

[進藤賢一]

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