出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
イギリス,ウェールズ南東部,グウェント州(旧,モンマスシャー)南部にある港湾・商工業都市。ウェールズ語ではカスネウーズCasnewyddと呼ぶ。人口13万9300(2003)。セバーン川河口に流入するアスク川の下流に位置し,19世紀後半から南ウェールズ炭田東部地区の石炭積出港として発展した。現在は大製鉄所が立地するのをはじめ,航空機,アルミニウム,造船などの工業が活発である。町は12世紀初めに建設された城の周囲に発展し,1323年に自治権を得た。また1839年には〈チャーチスト暴動〉の舞台となった。市内には城跡のほか,ノルマン風のセント・ウーロス教会がある。
執筆者:長谷川 孝治
アメリカ合衆国ロード・アイランド州南東部の保養都市。人口2万9259(1980)。ナラガンセット湾のアクイドネック島に位置し,海運の町として発達した。1644年に集落が建設されて造船が始まり,奴隷,パイナップル,ラム酒の貿易によって町が繁栄した。17世紀にユダヤ人を含むさまざまな亡命者を受け入れ,これらのユダヤ人商人が海運業の発展に大きく貢献したといわれている。独立革命の際に町の大部分が焼かれ,その後プロビデンスに港の機能を奪われた。19世紀に豪華な邸宅が建ち並ぶ高級保養地として発展。ヨットのアメリカ・カップの開催地。〈テニスの殿堂〉の所在地。
執筆者:菅野 峰明
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
アメリカ合衆国、ロード・アイランド州南東部、ナラガンセット湾口の都市。人口2万6475(2000)。重要なアメリカ海軍基地を有し、大学、士官学校その他海軍関連施設を多くもつ。歴史的に古く、豊かな自然に恵まれ、とくに夏季は国内有数のリゾート地として知られる。1639年に町が建設、宗教的自由の下にさまざまな宗派の人々が流入し、大きな発展をもたらした。打撃を被った独立戦争のあと、19世紀に入ってから有名人・金持ちの集まる高級リゾート地として脚光を浴び、現在も当時の別荘が多く残される。1950~60年代にはジャズやフォーク・フェスティバルの開催地として有名であった。
[作野和世]
イギリス、ウェールズ南東部にある都市。セバーン川河口の三角江にウスク川が注ぐ位置にあり、河口港をもつ。人口13万7017(2001)。南ウェールズ炭田の石炭積出し港として産業革命後急速に発展した。今日では南ウェールズやミッドランド地方の工業製品の積み出しと、鉱石や木材の輸入が盛ん。鉄鋼、アルミニウム、錫(すず)などの金属工業が発達する。1839年チャーティスト運動の蜂起(ほうき)があった。
[久保田武]
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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