ハロルドスペンサー・ジョーンズ(その他表記)Harold Spencer Jones

20世紀西洋人名事典 の解説

ハロルド スペンサー・ジョーンズ
Harold Spencer Jones


1890.3.29 - 1960.11.3
英国天文学者
元・グリニジ天文台長,元・国際科学連合会議事務総長。
ロンドン生まれ。
1913年グリニジ天文台の主任助手、’23年南アフリカケープ天文台長、’33〜55年グリニジ天文台長を務める。’31年地球の自転速度の研究を発表、後に暦表時が導入される契機となる。30〜31年小惑星エロスの大接近では国際協力提唱、24カ所の天文台の観測データを整理して’41年太陽視差を求める。’43年ナイトに叙せられ、国際天文学連合会長、’55〜58年国際科学連合会議事務総長を歴任


ハロルド・スペンサー ジョーンズ
Harold Spencer Jones


1890.3.29 - 1960.11.3
英国の天文学者。
元・グリニッッジ天文台長。
ロンドン生まれ。
グリニッジ天文台主任助手を経て、1923年喜望峰天文台長となり、’33年まで務めた、同年王室天文官となる。’33年にはグリニッジ天文台長となるが、ロンドンの大気汚染のため、同天文台のハーストモンソー城への移転を計画し、’55年に引退。この間’31年小惑星エロスの衝の観測により太陽視差を求め、また、月の質量、地球の偏率など基礎的研究でも成果をあげ、この功績により’41年にナイトの称号を与えられた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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