ハワース(英語表記)Henry Hoyle Howorth

デジタル大辞泉 「ハワース」の意味・読み・例文・類語

ハワース【Haworth】[地名]

英国イングランド北部、ウエストヨークシャー州の小村。小説家ブロンテ姉妹の故郷。末娘アン以外のブロンテ一家が眠る教会ブロンテ博物館ほか、「嵐が丘」の舞台となった場所をめぐる遊歩道がある。→スカーバラ

ハワース【Haworth】[人名]

ハース

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改訂新版 世界大百科事典 「ハワース」の意味・わかりやすい解説

ハワース
Henry Hoyle Howorth
生没年:1842-1926

イギリスの歴史家,考古学者。インド政府に勤務し,帰国後下院議員,王立考古学会会長を歴任。《モンゴル史》5巻(1876-1928)を著した。これはモンゴルカルムイクの歴史(第1部),キプチャク・ハーン国史とそれ以後のタタール族,中央アジアトルコ族の歴史(第2部),イル・ハーン国史(第3部),地理民族誌,生活,宗教(第4部)から成り,当時までのヨーロッパのモンゴル研究をまとめたもの。現在では利用に注意が必要である。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハワース」の意味・わかりやすい解説

ハワース
Haworth, Sir (Walter) Norman

[生]1883.3.19. ランカシャー,チョーリー
[没]1950.3.19. バーミンガム
イギリスの有機化学者。 1910年ゲッティンゲン大学で学位取得。セントアンドルーズ大学講師 (1912) ,ダラム大学教授 (20) ,バーミンガム大学教授 (25) ,同大学副総長 (47) 。 J.C.アービン,T.パーディとともに糖,デンプンセルロースなどの炭水化物について研究し,糖の炭素原子の配置が直線的ではなく環状配置であることを発見。 43年,E.L.ハーストとともにビタミンCの分子構造を決定し,合成に初めて成功した。これは有機化学だけでなく,ビタミンCが安価に製造できることになったことで医学的にも重要な業績であった。 37年に P.カラーとともにノーベル化学賞を受賞した。 47年ナイトの称号を贈られた。

ハワース
Howorth, Sir Henry Hoyle

[生]1842.7.1.
[没]1926
イギリスの東洋史研究家,考古学者。インド政府に仕え,帰国して下院議員 (1886~1900) ,王立考古学会会長となる。主著『9~19世紀のモンゴル史』A History of the Mongols from the 9th to the 19th Century (5巻,1876~1928) ,『マンモスと洪水』 The Mammoth and the Flood (1887) ,『氷河の恐怖と洪水』 The Glacial Nightmare and the Flood (93) 。

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367日誕生日大事典 「ハワース」の解説

ハワース

生年月日:1842年7月1日
イギリスの東洋史研究家,考古学者
1926年没

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