ヒュペリオン(英語表記)Hyperion

翻訳|Hyperion

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒュペリオン」の意味・わかりやすい解説

ヒュペリオン
Hyperion

土星衛星。1848年にアメリカ合衆国のウィリアム・ボンド,ジョージ・ボンド父子,時を同じくしてイギリスのウィリアム・ラッセルが発見光度 14等,直径 290km,公転周期 21日7時間39分。最大の衛星チタンのすぐ外側を公転するため,軌道変化が大きい。

ヒュペリオン
Hyperion

ギリシア神話の神。大地ガイアと天ウラノスの母子婚から生れたティタンたちの一人姉妹テイアと結婚し,太陽ヘリオス,月セレネ,曙エオスらの父親となった。名前が「高空を行く者」を意味し,自身も古い太陽神であったと思われる。

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