デジタル大辞泉
「ビーレフェルト」の意味・読み・例文・類語
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ビーレフェルト
Bielefeld
ドイツ西部,ノルトライン・ウェストファーレン州の経済,文化の中心都市。人口32万8000(2004)。13世紀に都市法を獲得。14世紀末にはハンザ同盟に加盟し,16世紀以来亜麻織物生産の一大中心地となる。19世紀後半には繊維,縫製工業と関連して機械製造業(ミシン,工作機械,自転車,印刷機械等)が発展し,さらに1891年エトカーOetker家が食品コンツェルンをつくりあげた。1967年大学が設置される。近郊に心身障害者施設ベーテルBethelがある。
執筆者:渡辺 尚
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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ビーレフェルト
びーれふぇると
Bielefeld
ドイツ北西部、ノルトライン・ウェストファーレン州の工業都市。人口32万1800(2000)。トイトブルガー・ワルト山地のもっとも低い峠の北東麓(ろく)に位置し、ルール工業地帯から東に向かう交通幹線の多くがここを通る。伝統的な麻織物工業に加えて、自転車やミシンをはじめとする機械器具、それに金属加工、食品、薬品などの工業が発達している。1214年に発足したいわゆる建設都市(中世の計画都市)で、旧市街の街路網は格子状をなし、若干の中世建築が保存されている。1614年以来プロイセン領であった。団体事務所や文化施設は多いが、県都がデトモルトであるため、行政的施設の立地には限りがある。
[齋藤光格]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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ビーレフェルト
Bielefeld
ドイツ西部,ノルトラインウェストファーレン州北東部の都市。トイトブルガーワルト丘陵地の北麓にあり,旧市は 1214年頃建設され,都市権を得た。新市は 13世紀末にマリエン聖堂の周囲の宗教集落から発達。 14世紀にハンザ同盟都市。リンネル生産の中心地として 16世紀に最盛期を迎えた。 1851年,ドイツで最初の近代的織布工場が立地。現在も絹やビロード類の織物工業があるほか,食料品,ミシン,自転車,工具,薬品の生産が行われる。シュパレンブルク城 (1250,1877被災後再建) のほかコンサートホール,劇場,トランプ博物館,美術館,大学 (1966創立) など文化施設も多い。人口 32万3084(2010)。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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「ビーレフェルト」の意味・わかりやすい解説
ビーレフェルト
ドイツ西部,ノルトライン・ウェストファーレン州の都市。ハノーファー南西約100km。リンネル工業の中心地で,自動車・製紙・ガラス工業も行われる。13世紀ハンザ同盟都市であった。32万3400人(2011)。
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