改訂新版 世界大百科事典 「フォレスタル」の意味・わかりやすい解説
フォレスタル
James Vincent Forrestal
生没年:1892-1949
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
アメリカの政治家。ニューヨーク州ビーコン生まれ。プリンストン大学を卒業後、1916年ウォール街の投資会社ディロン・リード社に入社し、1937年社長に就任。1940年8月ルーズベルト政権の海軍次官に、1944年5月にはその海軍長官に就任し、アメリカの海軍力の強化に大きな役割を果たす。第二次世界大戦終結後は、トルーマン政権のもとで、陸海空三軍の統合と国防総省の創設を定めた国家安全保障法の成立に尽力し、その成立に伴って1947年7月から初代国防長官を務めた。1949年3月その職を辞任し、同年5月心労がもとで自殺した。
[藤本 博]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…しかし空母には,(1)作戦行動半径がきわめて大きいこと,(2)航空機による攻撃は砲弾と異なって人が操縦し,目的地に正確に破壊力を運ぶことができ,また情況に応じて柔軟に対応できるので,作戦効果に信頼性が高いこと,(3)内陸部に対しても直接大きな影響力を行使できること,(4)陸上航空基地に比べて移動,分散配置できるので,敵側の攻撃に対して被害を受けにくい(脆弱性が少ない)こと,(5)海軍力としてのプレゼンス効果が絶大であることなどの優位性があり,また実際に朝鮮戦争をはじめ,戦後の局地紛争において,空母の威力が改めて認識されることになった。かくしてアメリカ海軍は1955年に,戦後の計画としては初めての超大型空母フォレスタルForrestal(約6万トン)を完成させた。この在来型推進方式の空母に加えて,61年にアメリカ海軍は世界最初の原子力推進空母エンタープライズEnterprise(約7万6000トン)を完成し,60年代におけるアメリカの戦略構想の一つとして,これらの強力な空母群を北大西洋,地中海および西太平洋に展開する計画をたてた。…
※「フォレスタル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新