中核子会社のフジテレビやニッポン放送、映像・音楽ソフト大手のポニーキャニオンなどを傘下に持つ認定放送持ち株会社。マンション開発などの不動産事業、ホテルなどの観光事業も手がけ多角化を図っている。1957年に「富士テレビジョン」として誕生し、2008年に当時のフジテレビが持ち株会社化して商号変更した。
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フジサンケイグループを統括する持株会社。傘下にフジテレビジョン、ビーエスフジ(BSフジ)、ニッポン放送、フジテレビ系地方局のほか産業経済新聞社、扶桑(ふそう)社、サンケイビル、ポニーキャニオンなどを連結子会社・持分法適用会社として抱える。1957年(昭和32)設立の富士テレビジョンが前身である。2005年(平成17)にライブドアによるフジテレビの親会社ニッポン放送への敵対的買収が表面化した。フジテレビは買収防止のため、2008年10月、グループを統括する認定放送持株会社フジ・メディア・ホールディングスへ移行し、現社名となった。認定放送持株会社の第一号である。本社は東京都港区台場(だいば)。資本金1462億0035万円で東宝、日本トラスティ・サービス信託銀行などが主要株主。連結で売上高6465億円、純利益249億円、従業員7484人(2018)。
[矢野 武 2018年12月13日]