ブウォツワベク(その他表記)Włocławek

デジタル大辞泉 「ブウォツワベク」の意味・読み・例文・類語

ブウォツワベク(Włocławek)

ポーランド中央部の都市ワルシャワ北西約140キロメートル、ビスワ川沿いに位置する。15世紀建造のゴシック様式の聖母被昇天大聖堂は同国最古の大聖堂の一つで、高さ86メートルの尖塔をもつ。15世紀末にコペルニクス同地で学んだ。ウウォツワウェク

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改訂新版 世界大百科事典 「ブウォツワベク」の意味・わかりやすい解説

ブウォツワベク
Włocławek

ポーランド中央部,同名県の県都。人口12万0440(2004)。ワルシャワの西北西140kmにあり,ビスワ川左岸に発達する。肥沃なクヤビ平野の中央にあり,集約的農業地帯の農産物集散地。14世紀の繁栄を思わせる歴史的建造物が多い。工業は地方資源を利用した食品加工・林産加工・建設資材工業のほか,電気機械工業や醸造業が立地する。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブウォツワベク」の意味・わかりやすい解説

ブウォツワベク
ぶうぉつわべく
Włocławek

ポーランド中北部、クヤフスコ・ポモジェ県の都市。ワルシャワ西北西約140キロメートル、ビエルコポルスカ地方の一角、肥沃(ひよく)なクヤビ平野の中央に位置し、ビスワ川左岸の段丘上を占める。人口12万2886(2001)。クヤビ平野の集約的農業地帯の農産物の集散地であるが、地方資源利用型の食品・林産加工、建設資材工業のほか、電気機械、醸造などで知られる工業都市でもある。11世紀にクヤビ地方の司教座が置かれて14世紀に繁栄し、歴史的建造物がいまに残る。1489~91年、天文学者コペルニクスがこの地に学んだ。

山本 茂]

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