ブオナロッティ(その他表記)Buonarroti, Filippo Michele

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブオナロッティ」の意味・わかりやすい解説

ブオナロッティ
Buonarroti, Filippo Michele

[生]1761.11.11. ピサ
[没]1837.9.17. パリ
イタリア生れのフランスの革命家。ピサ大学で法学を学び,フランス革命勃発に感激してコルシカ島に渡り,封建制打倒のために戦った。 1792年2月パリのジャコバン・クラブに加入,ロベスピエール派として活動。テルミドール九日反動で逮捕されて1年の獄中生活をおくり,そこで F.バブーフと知合った。釈放後パンテオン・クラブの議長となり,その後バブーフを指導者とする蜂起計画に参加したが失敗し,流刑に処せられた。ナポレオン1世の特赦を受けたが,帝政への協力を拒み,1812年グルノーブルで反乱画策。失敗してジュネーブ逃亡。カルボナリ党員としてイタリアの自由主義運動に参加したが,再び追放処分を受けブリュッセルに亡命。そこで『バブーフのいう平等のための陰謀』 Conspiration pour l'égalité dite de Babeuf (1828) を書き,バブーフ主義を解明。 30年パリに帰った。

ブオナロッティ

「ミケランジェロ」のページをご覧ください。

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旺文社世界史事典 三訂版 「ブオナロッティ」の解説

ブオナロッティ
Filippo Michele Buonarotti

1761〜1837
イタリアの貴族出身で,フランスの革命家
ミケランジェロの子孫でフランスの市民権獲得ジャコバン派に属してフランス革命に活躍した。テルミドール反動で捕らえられたが,出獄後バブーフらと政府転覆を計画。陰謀は発覚したが,共謀を否認して釈放された。のちイタリア革命の方針をめぐってマッツィーニと対立した。

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367日誕生日大事典 「ブオナロッティ」の解説

ブオナロッティ

生年月日:1761年11月11日
イタリア生まれのフランスの革命家
1837年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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