絶対温度Tにある黒体の表面から単位時間に放射される単位面積当たりのエネルギーは,Tだけの関数である.それをE(T)とし,そのうち電磁波の波長がλとλ + dλの間にある部分をE(T,λ)と書く.
E(T) = ∫E(T,λ)dλ
E(T)とTとの関係ならびにE(T,λ)がTとλのいかなる関数で表されるかという問題は,19世紀末から20世紀はじめにかけて多くの学者により研究された.M. Planck(プランク)(1900年)はO.R. Lummerら(1899年)の詳しい実験結果をもっともよく表す実験式として,
を見いだした.C1,C2 は定数である.これをプランクの放射法則という.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...