ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プレー山」の意味・わかりやすい解説 プレー山プレーさんMontagne Pelée 西インド諸島東部,ウィンドワード諸島北部,マルティニーク島北西部にある活火山。標高 1397m。山名はフランス語で「はげ山」の意であるが,斜面は森林におおわれ,数多くの谷に刻まれている。たびたび噴火しているが,特に 1902年5月8日の噴火は激しく,斜面を流下した熱雲で南西麓の港町サンピエールが全壊し,死者約3万人に達した。この噴火はプレー式噴火の標式例となっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報