スペイン南部,カディス県中央に位置する都市。人口19万6275(2005)。ヘレスは優秀な品質のブドウ酒の生産地として知られ,この地名が転じてシェリー酒の語源となった。ヘレス平野はブドウ栽培に適し,ローマ時代からブドウ酒作りが行われていた。17世紀半ばカベサ・デ・アランダがボデガ(酒倉)を設け,ブドウ酒作りを企業化した。18世紀後半から海外での需要が急速に高まり,スイス人ペドロ・ドメック,フランス人オーリー,アイルランド人パトリック・ガルベイとともにカディスの商人ゴンサレス・アンヘルがヘレスのブドウ酒産業の創成期を築いた。彼らの名はシェリー酒の銘柄となった。現在,ヘレスの酒倉には100万の酒樽があり,1972年には1億2500万lという最高の輸出量を記録した。ヘレス平野はブドウ栽培のほかにコルクやサトウキビを産し,カディス県の穀倉でもある。牧畜も盛んで,特に良種の馬とスペインの国技である闘牛用の牛の飼育は重要である。毎年春に馬の祭りが開催される。
執筆者:岡住 正秀
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