ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベイッ」の意味・わかりやすい解説
ベイッ
Myeik
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イギリスの小説家。短編の名手。ノーサンプトンシャー生まれ。グラマー・スクールを出て、地方新聞の記者や事務弁護士の書記を経て20歳で処女作発表。以後次々と出した小説では田舎(いなか)の生活を扱い、農民の悲劇を簡潔な文体で叙情的に描く一方、『サイラス叔父さん』(1940)のようなフランソア・ラブレー風ユーモアのあるものも描いた。第二次世界大戦中は従軍作家として飛行士官に任命され、『最も偉大な人々』(1942)や飛行士の冒険と恋を描いた『フランスに勝目あり』(1944)などを出版。戦後ふたたび農村の主題に戻り、ラーキン家という豪放な家族を登場させた『5月の愛らしい蕾(つぼみ)』(1958)などの連作を発表した。晩年に書いた四部作の自伝もある。
[安達美代子]
『八木毅訳『ベイツ短篇集』(1967・八潮出版社)』
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...