ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボージャン」の意味・わかりやすい解説
ボージャン
Baugin, Lubin
[没]1663.7.11. パリ
フランスの画家。 1651年に王立アカデミー会員となり,中世風の宗教画を描いたといわれるが,約 20点の作品が残存するのみで,そのうち確実な現存作品は『五感』と『巻菓子のある静物』 (ルーブル美術館) を含む静物画数点のみとされている。明晰な秩序と緻密な描写で,17世紀フランスの静物画の傑作として有名。
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