ポアンタピートル(英語表記)Pointe-à-Pitre

改訂新版 世界大百科事典 「ポアンタピートル」の意味・わかりやすい解説

ポアンタ・ピートル
Pointe-à-Pitre

カリブ海リーワード諸島にあるフランス領グアドループ県最大の商工業都市で,第1の港町。人口2万0948(1999)。ブラジルから渡って来たユダヤ人によって1654年に建設された。バス・テール島とともにグアドループを構成するグランド・テール島にあり,両島を隔てるマングローブ林におおわれた浅い入江リビエール・サレーの南の入口付近に位置する。ポアンタ・ピートル港は1万8000トン以上の船舶接岸可能な波止場をもち,3km離れた近郊にはグアドループの空の玄関レゼ空港がある。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポアンタピートル」の意味・わかりやすい解説

ポアンタピートル
Pointe-à-Pitre

西インド諸島東部,リーワード諸島南部,グアドループ島中部にある港湾都市。フランス海外県グアドループに属し,同県最大の都市。双子島であるグアドループ島の東の島,グランドテール島の南西岸,双子島をほぼ中央で分けるサレ川の南端に面して位置する。 17世紀なかばフランス人が建設。 18世紀末南西のバステールに代って商業中心地となった。製糖工場,ラム酒工場などがある。近年周辺への都市化が進行中。北郊国際空港がある。人口2万 6083 (1990) 。

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百科事典マイペディア 「ポアンタピートル」の意味・わかりやすい解説

ポアンタ・ピートル

西インド諸島東部,グアドループのグランドテール島南西岸の港湾都市。同国の商業活動の中心で,レゼ空港に近い。1635年フランス人が入植。1843年の地震で植民地時代の建物大半が失われた。1万7408人(2007)。

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