みずほ証券(読み)みずほしょうけん(その他表記)Mizuho Securities Co., Ltd.

共同通信ニュース用語解説 「みずほ証券」の解説

みずほ証券

銀行信託銀行と並ぶみずほフィナンシャルグループ(FG)の中核的な金融機関で、証券業務を手掛ける。旧第一勧業、富士日本興業の3銀行の関連証券会社などが経営統合を繰り返して規模を拡大し、大手証券5社の一角となった。2018年3月期連結決算は売上高に当たる純営業収益が3060億円、純利益は357億円。従業員数は1万人弱。

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百科事典マイペディア 「みずほ証券」の意味・わかりやすい解説

みずほ証券[株]【みずほしょうけん】

みずほコーポレート銀行の100%子会社として2000年10月に設立前身日本興業銀行の証券子会社の興銀証券。金融制度改革により,1993年から長信銀の子会社方式による証券・信託参入が解禁(都市銀行は翌1994年)。これに伴い,1993年日本興業銀行の全額出資により設立。親会社の力を背景に,引受主幹事では大手に伍(ご)すまでに台頭。総会屋への利益供与事件で四大証券が軒並み営業成績を落としている中,急激な躍進を続け,経営基盤を強化した。2001年10月に第一勧業証券,富士証券と合併,みずほ証券となる。2003年みずほフィナンシャルグループの事業再構築により,みずほコーポレート銀行の100%子会社となる。本店東京。2011年3月資本金1251億円,2011年3月期営業収益高2685億円。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「みずほ証券」の意味・わかりやすい解説

みずほ証券
みずほしょうけん
Mizuho Securities Co., Ltd.

みずほフィナンシャルグループの証券会社。2000年第一勧業証券,富士証券,興銀証券が合併して設立された旧みずほ証券と,新光証券が 2009年5月に合併し,存続会社の新光証券がみずほ証券に商号変更して発足。同時にみずほフィナンシャルグループ,みずほコーポレート銀行(→みずほ銀行)の子会社となった。2011年9月,みずほコーポレート銀行の完全子会社となる。2013年1月,みずほフィナンシャルグループ内の証券子会社再編のためみずほインベスターズ証券と合併した。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「みずほ証券」の解説

みずほ証券

正式社名「みずほ証券株式会社」。英文社名「Mizuho Securities Co., Ltd.」。証券・商品先物取引業。大正6年(1917)「大阪商事株式会社」設立。昭和42年(1967)「新日本証券株式会社」に改称。平成12年(2000)「和光証券株式会社」と合併し「新光証券株式会社」に改称。同21年(2009)旧「みずほ証券」と合併し現在の社名に変更。本社は東京都千代田区大手町。みずほフィナンシャルグループの証券部門中核。東京証券取引所第1部・大阪証券取引所第1部・名古屋証券取引所第1部旧上場。平成23年(2011)みずほコーポレート銀行による完全子会社化にともない上場廃止。

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